MLBに残っているアンタッチャブルな記録

記録

MLBは長い歴史を誇っていますが、その中で、アンタッチャブルと呼ばれる記録がいくつかあります。アンタッチャブルとは触れることができない、つまり、今後、どのような名選手が出てきたとしても超えることはできないだろうと考えられている記録です。 たとえばどのようなものがあるのかというと、まず投手の通算勝利数としての511勝があります。

MLBは日本のプロ野球と比べるとシーズンの試合数が多く、先発投手の登板間隔も短いため、勝利数は多く望めます。日本では名球会入りの基準となる200勝は、MLBではそれほどすごい記録としては扱われません。

アメリカには野球殿堂と呼ばれるものがあり、記者の投票で選ばれた選手を殿堂入りさせますが、殿堂入りがほぼ確実になる投手の勝利数は300勝といわれています。しかし、511勝というのは、300勝の1.5倍以上の勝利数であり、やはりすさまじい勝利数といえるでしょう。

打者のアンタッチャブルレコードとしては、56試合連続安打があります。これは1941年に達成されたもので、70年以上破られていないということになります。ちなみに2位は44試合連続安打で、こちらが達成されたのは1897年のことです。