MLB史上に残る名選手になるには

野球殿堂

MLBでは年俸20億円を超える選手は珍しくなく、そういった選手はピッチャーなら20勝、あるいは40セーブ、バッターなら打率三割五分、ホームラン50本という記録を毎年のように記録しますが、歴史に残るような名選手になれるかどうかは、すべて野球殿堂入りできるかどうかにかかっています。

現役時代、年俸総額が100億円を超えるような大型契約をしたプレイヤーであっても、野球殿堂入りできない場合、たとえばいい記録を残したけど薬物使用など不正の疑いがある、あるいは突出した記録を残した期間が短すぎるといった評価をされている可能性が高く、MLBを代表する名選手とはいえなくなってきます。

では、野球殿堂に入るためにはどうしたらいいのかというと、大前提としてMLBで10年以上プレイすることが挙げられます。そして、引退してから5年が経ち、選考対象にするかどうかの審議が行われて、対象になったら記者の投票で殿堂に入れるかどうかが決まります。

投票で一定の割合以上の得票数が得られれば殿堂入りということになりますが、もし割合が低い場合は、今後、選考対象にならないという決定が下されます。投票割合の下限のラインをクリアしていれば、その後も選考対象になることができます。