MLBの見方 平均年棒と最高年棒

MLBでは年俸が上昇傾向にあります。30球団の平均年棒が395万ドル。かなりの金額ですが、最近では1000万ドルを超える年俸をもらえる選手も珍しく無くなっています。 しかしすべての選手が高額年俸をもらえるわけではありません。

年俸はボジションや年令、実力にもよって違います。たとえば中継ぎと呼ばれる投手の年俸は比較的抑えられています。それに実力があっても年俸が高いというわけでもありません。いくら活躍していてもfaを取る前の若手選手は、年俸がとても低いままなのです。

ただ年俸が高いと言って、必ずしもその選手が活躍しているわけでもありません。大金をもらったとたんパフォーマンスが落ちてしまう選手は後を絶ちません。それでも球団が選手と高額契約を結ぶのは、代理人の影響力があります。

代理人との関係がこじれてしまうと、現在faの選手を逃すだけはありません。次にfaになる選手はもちろん、その代理人と契約しているアマチュア選手すらも逃してしまうことになるからです。

現在MLBの最高年棒は単年3257万ドル。とんでもない金額ですがfa前の若手スーパースター達が契約を控えていることもあり、この3257万ドルがさらに更新されることは確実となっています。